TAKAKOの創作人形をつくりはじめた原点は<さくら人形>です。
今も地方の古いお宅の映像をみると歌舞伎に題材を得た<さくら人形>が飾ってあるのを時々みかけますが、狭い東京の家ではまったくといっていいほど見かけなくなりました。
<さくら人形>は昔はデパートで販売していて、お祝いなどで贈る物でもあったのですが、今はかさばらず形の崩れない<木目込み人形>が主流になっているようですね。
さくら人形を知らない方の為に、私の作ったさくら人形で、手元に唯一残っているさくら人形をご紹介します。
この人形は創作人形と違って、マスクはできていて、これを立体に仕立てていき、着物もしたて結髪もしていきます。(この人形は「おすべらかし」といって日本髪ではありません。)
歌舞伎から題材をとった「道成寺」とか「八重垣姫」「お梶さん」などは日本髪を結ったさくら人形でした。
↑はさくら人形のマスク これを立体に仕立てていき、髪(すが糸)を貼って日本髪を結っていきます。
今はもうこのマスクは手に入りません。たまたま、にんぎょうちょうの人形市で見つけ(私が習っていた学校のものでした)購入したものです。
このマスクを作ってみたくて人形を習い始めたのですが、人形にも色々な種類があって、このマスクを習うことはできませんでしたが、創作人形は顔はもちろんのこと手も足も全て手つくりでつくります。
★50数年前に作ったTAKAKOのさくら人形で日本髪の人形の一例★
さくら人形:八重垣姫
さくら人形:道成寺
さくら人形:お梶さん
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以下はTAKAKOが作った創作人形です。
↑はTAKAKOの作った創作ひな人形です。同じような人形を孫娘にも作ってあげました。
この人形は毎年家に飾っています。
TAKAKOの創作人形 「再生 深海より出ずる女神」
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上野の森美術館で行われた第21回「日本の美術」に出品したTAKAKOの創作人形 「誰もがみんな夢見る少女だった」
<審査員でいらっしゃる桂由美先生と>
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TAKAKOの創作人形:ケイコと学ぶ君
TAKAKOの創作人形:ご長寿夫婦(宝鏡寺門跡五十周年記念・人形公募展入選作品)
TAKAKOの創作人形:おふくさん